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抵当権抹消手続は自分でできる?

抵当権抹消手続きは、専門家に依頼することなくご自身限りで申請することが可能です。
抵当権抹消手続きに限らず登記申請の原則は「自ら申請すること」となっています。
では「お金をかけてまで司法書士に依頼するメリット」はどこにあるのか?その点をご説明します。

1 抵当権抹消手続は自分でできる?

手続を自分で行うことは法律上禁止されていません。それどころか、法律上の原則は「自ら申請を行うこと」であり「代理人に委任すること」は例外にあたります。
従って、ご自身で必要書類を適式に作成し申請すれば、司法書士等に依頼することなく手続を完了させることが可能です。

シンプルなケースで、かつ時間に余裕があるのであれば、ご自身で申請を行うことにより、費用(司法書士への報酬。登記申請のため法務局に収める税金はかかります。)もかかりませんし、登記制度や法務局での手続に対する理解が深まり(この点はあまりメリットではないかもしれませんが・・。)非常に有意義ではないでしょうか。
また申請内容について、簡単な相談であれば、法務局窓口でも対応いただけるかと思います。

さらに申請書のひな形は法務局のHPに掲載(リンク先の「抵当権抹消登記申請書」の項目)されています。
>>法務局HPへのリンク(別ウィンドウで開きます。)

 

2 司法書士に依頼するメリットは?(よく言われること)

それでも、司法書士に依頼することには次のようなメリットがあると考えます。

  1. 時間の節約
    法務局への申請は平日の午前8時30分〜午後5時15分に行わなければなりません。また必要書類を整えるためにそれなりの時間がかかります。
    申請や書類作成のための時間がとれない、もったいないという方は司法書士を活用していただくことで時間の節約になります。
  2. 複雑な手続
    多くの場合、抵当権抹消手続はシンプルなものです。
    しかしながら、場合によっては「抵当権移転」「所有権登記名義人氏名変更」「所有権移転」などの手続を一緒に行わなければならないケースがあり、こうした場合にご自身のみで手続を進めるには相応の労力がかかることになります。
    複雑な事例に該当することが判明した場合には、是非、司法書士をご活用ください。
 

3 司法書士に依頼するメリットは?(すこし違った角度から)

2では、よく言われる「司法書士に依頼するメリット」をご紹介しましたが、別の観点からも司法書士を依頼することをオススメできると考えます。

それは、「抹消手続き」を通して、司法書士を「お試し」できるというものです。
「自分自身で登記をやろう」と思われる方には、文字通り自分で登記をやってみようという積極的な動機がある一方で、「気軽に依頼できる司法書士がいない」というマイナスな動機も少なからずあるのではないかと思います。「気軽にアクセスできない」という環境は、受託者側の私どもが大いに反省すべき点であります。

しかしながら、抵当権抹消(=住宅ローン完済)というライフイベントを迎えた皆様方が次に「登記手続き」に遭遇するのは「ご両親あるいはご自身の相続・贈与」であったり「新たな生活の基盤を求めてのマイホーム売却」であったりします。
相続あるいは売買をする際に、気軽に相談できる司法書士がいるというのは、それぞれの手続きを円滑に進める際の大きな助けになるのは間違いありません。

抹消手続きの依頼をする中で、今後起こり得る「相続」「贈与」「売買」に関する質問をしてみたり、あるいは司法書士の執務姿勢などを見ながら、今後起こり得る重要なライフイベントを上手に乗り切る助けとなり得る存在であるかを確認してみてはいかがでしょうか。

是非とも、当所を含め司法書士の活用をご検討いただければと思います。

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