株式会社設立のスケジュールについて

会社設立・法人登記

株式会社の設立に要する期間は、トータルでは3~4週間くらいを想定する必要があります。ただし、設立準備の手続きは、はじめて会社設立をする人と、設立手続きに慣れた人とでは、要する時間が大きく異なります。設立のために何をしなければいけないのか、設立スケジュールを決める際の注意点を確認していきましょう。

設立する会社の目的について

会社設立・法人登記

会社の事業目的は、会社の登記簿に記載される事項で「この会社がどういった事業を行うか」をあらわすものです。「わたしの会社は、こういったビジネスをしていますよ!」ということを取引先や金融機関などに伝える手段となります。会社の第一印象を決める、重要な要素といえるのではないでしょうか。

会社設立時の商号について

会社設立・法人登記

商号で利用できる文字については、登記上のルールが定められているため、何でも自由に使用できるわけではありません。商号中に「株式会社」という文字を利用する必要がある一方で、「銀行」「生命保険」など法令上の使用制限がある文字もあります。

会社設立時の定款認証について

会社設立・法人登記

定款の認証とは、公証人が、正当な手続きにより定款が作成されたことを証明する制度です。 株式会社を設立する際には、発起人(将来の株主)が定款内容を確定し、確定した定款について公証人の認証を受ける必要があります。

株式会社設立時の資本金について

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会社法では「資本金は1円でもOK」とされています。しかしながら、資本金を1円とする方はほとんどいないのではないように思います。 これは、①会社運営資金を資本金等から捻出するため、②第三者からみて余りに少額な資本であると取引先としての信用を損なうため、といった理由からだと推測されます。 当事務所においても、100万~500万円くらいとする方が多数です。

株式会社を設立するのに必要な人数について

会社設立・法人登記

1人だけで株式会社を設立することが可能です。 株式会社には、最低1人の株主と、最低1人の取締役(=代表取締役)が必要です。そして株主と取締役は同一人物が兼ねることができます。1人の方が、株主=取締役=代表取締役となる会社は「一人会社」ともいわれます。

会社設立において注意すべき事項

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創業時の貴重な時間を有効に活用するために、会社設立において留意すべき事項をまとめてみました。事業目的・資本金・役員など、会社の基本的事項を決定するに際して、どういったポイントがあるのか確認していきます。

株式会社設立の流れ

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当事務所に、株式会社設立の依頼をいただいた場合の、おおまかな手続きの流れをご案内します。株式会社の設立にあたっては、会社の基本事項(商号・事業目的・役員など)の決定にはじまり、定款認証などの複数のステップを進めていく必要があります。創業期の大切な時間を、効率的に活用するため、まずは手続きの全体を把握していきましょう。